ダッチワークスの日々コレ報告日記

30代独身オトコ(ダッチワークス)による、日々の経験、思い、考え、嗜好などダラダラ書いていきます。

サッカー日本代表に対する日本人の対応

賛否渦巻く日本人ファンの出迎え。

 

巷ではブラジルワールドカップで

グループリーグ敗退を喫した、

サッカー日本代表に対して空港でのファンの出迎えに

賛否の声が上がってるっつー話。

若干タイムロス的記事だが、

書いてしまおう。

 

同じくグループリーグ敗退のイングランドやイタリア

 

同じくグループリーグ敗退の強豪国、

イングランドやイタリアは出迎えゼロらしい。

厳しいの一言だ。

お隣、韓国では飴を投げられる始末である。

それに対して日本は1000人余りのファンが

暖かく出迎えたそうだ。

「お疲れー!」「よく頑張った!」とか。

これに対して

「日本のファンは甘い!」とか、

「負けたのに歓迎ムードはおかしい!」

という批判の声が出てきたことで

賛否両論の話題となったわけだ。

 

 

TVでも取り上げられた。「ノンストップ」にて。

 

某フジテレビの某「ノンストップ」という番組でも取り上げられていた。

番組内の街角インタビューのVTRでは、

「日本は甘い、生卵くらい投げられるかと思っていた。」とか、

「暖かい出迎えは日本のサッカーの未来を考えるとよろしくない。

もっと厳しく批判すべき。」という声が上がっていた。

番組出演の某タレントたちも「批判すべき!」という意見だった。

 

 

なぜ暖かい出迎えがいけないのか?

 

そもそも暖かい出迎えはいけないのか?

イングランドやイタリアの例を見ると、

日本はおかしいと思う人が多いのかもしれない。

しかし個人的にはイングランドやイタリアと同じ対応をしないのは

「おかしい」という考えが「おかしい」のだと思うのだ。

国民性の違いもあるし、

いい意味でも悪い意味でもコレが日本人なのだ。

ちなみに空港で出迎えた方々は本当にファンなのか?

ただのミーハーのような気もするが・・・・・・。

 

 

 

日本人は世界における日本サッカーのレベルを理解すべき。

 

FIFAランキングを見ればわかるが

日本は決してサッカー強豪国ではない。

それが、ワールドカップ連続出場自体すごいとも思う。

日本サッカーは未だ発展途上だ。

今では海外で活躍するサッカー選手も増えたが

日本サッカーの世界における位置付けをしっかり理解する事が

日本人にはまず必要ではないか?

 

 

批判をすれば強くなるのか?

 

「日本サッカーの未来のためには、

悪い結果に対して厳しく批判すべきだ。」

という声がある。

批判すれば強くなるのか?生卵をぶつければ強くなるのか?

はなはだ疑問である。

「オレ、ゆで卵ならいいけど生卵ぶつけられたくないから

もっと練習しよう!強くなろう!」

なんて言うサッカー日本代表がいたら、なんかイヤだ。

スポーツ選手の多くは

自らの誇りのために上を目指しているように感じる。

批判が怖いから上を目指そうという人は少ないのではないか?

またオイラの信条としてあるのが、

「部外者は口を出すな。」だ。

あまり中身や実情を知らないのに

軽い気持ちで適当な批判ばかりする奴がいる。

そういう人間は嫌いだし、

もちろんオイラも口は出さない。

世間で批判する多くはこの「部外者」だ。

しかし、サッカー関係者は別ではないか?

サッカー経験者であったり、サッカー業界に生きている人は

実情を知り、選手の気持ちを知り、世界の高さも知っているはずだ。

そんなサッカー関係者は厳しくあるべきだと思う。

要は身内に厳しくあれということ。

ただ厳しくとは言うが、罵声を浴びせたり生卵を投げるというような

程度の低いことではない。

今必要とされるのは身内による適切・的確な批判ではないか?

現実を知り、適切な批判という叱咤激励が

日本のサッカーを強くする1つの方法だと思う。

 

 

空港での歓迎ムードはある意味残酷。

 

最後に、

空港で1000人余りの暖かい歓迎を

サッカー日本代表はどのように受け止めたのか?

自分自身に厳しいプロアスリートにとって

負けたのに歓迎ムードというのは

罵声を浴びせられるより、屈辱を感じはしないか?

逆に辱めているようにも思う。

選手の気持ち、そして日本の未来を思うのであれば

しっかりと考えて行動することが大事なのだと思う。

 

 

 

って、

オイラ、サッカーの事、

全く詳しくないんだけどね・・・・・・。