ダッチワークスの日々コレ報告日記

30代独身オトコ(ダッチワークス)による、日々の経験、思い、考え、嗜好などダラダラ書いていきます。

不倫・浮気は仕方ないのか?男社会の根は深い。

男女問わず浮気という概念は存在する。とりわけ男という生き物は「浮気をするもの」と世間一般で言われているっつー話。

本日は「男の浮気は仕方ない?」のかどうかをオイラの少ない脳みそから導きだそうと思うのだ。

なぜ男という生き物は浮気をしてしまうのか?

まず浮気の定義。この定義も個人差があると思うのだが、完全にアウトである定義をこの記事では「浮気」としよう。

  • 特定の交際相手、もしくは配偶者がいるにもかかわらず別の人間(異性・同性問わず)との性行為をおこなうこと。

“性行為”をキス以上なのか、はたまた手をつないだだけで肉体関係とするかは読者諸君の感覚を置き換えていただくことで理解してもらいたい。

なぜ男性がとりわけ浮気をしてしまうのか?

それは生物学的理由からだ。特定の相手だけではなく、他の相手と肉体的関係を結びたくなる衝動、それは“性欲”である。ではその“性欲”を司るものはなんなのか?

脳には本能に関わる部位がある。それは視床下部である。その視床下部に存在する情動中枢が性浴を司るのだ。これは女性に比べた場合、倍の大きさがあるそうだ。また性欲衝動を増長させる「テストステロン」というホルモンの影響がある。この分泌量は女性の10倍から20倍だそうな。これらの要因により男性は女性より浮気傾向にある生き物といえるのだ。

このテストステロンは筋肉増強にも関係があり「男らしさ」というものはテストステロンの分泌量で決まるといってもいいのだ。「たのもしい男性」という多くの女性が魅力を感じる男性を求める限り「浮気性」という悪癖は標準装備でついてきてしまうということ女性は悟るべきでもあるのだ。

 

結論、浮気・不倫は仕方ないのだ。

 

いやちょっと待て。こんな締めくくりでは女性から非難を浴びてしまう。そんな非難にひるまない強靭な精神を男は持っていない。

社会環境や価値観が変わる中、こんな結論では納得いく読者は少ないと思われる。

多くの女性は「不倫・浮気を仕方ない」と考えていない。頭では分かっていても、いざ自分の身に降りかかってきた時到底許せるものではないし、生物学的根拠があったとしても納得などしてもらえるわけがない。なにせ女性という生き物は感情的に動く生物学的特徴があるからだ。

女性が男性の「浮気・不倫」を仕方ないと思えない反面、男性自身は浮気・不倫についてはどのように感じているのか?

既婚男性が例えば性風俗のお店に行き、本番を行った場合、これは浮気だろうか?男性の意見で考えると「単なる性欲の解消」なのだ。エロ本やエロ動画を見て自慰行為をするのとほぼ同列なのだ。「プレミアム自慰行為」とでもいえよう。だから「風俗に通う行為に配偶者がとやかく言うのはおかしい。」というのが男性の発想なのだ。(もちろん全てではない。)これは男社会の一片に過ぎないが、このような発想が男社会を形成しているのだとオイラは考えている。

といいつつも10年前までオイラもそう思っていた。10年前のある何気ない会話からその考えが今の社会や価値観にそぐわないと気づかされたからだ。

とある既婚女性との何気ない会話。

オイラ自身、風俗に言った事はなかったが、上述の通り「風俗に行く行為」はプレミアム自慰行為程度に思っていた。そんなことを何気にその女性に言ってみた。

※まぁ内容から何気ない会話ではないが。

その女性はこう返してきた。

「逆は?逆だったら許せる?」

えっ?!

オイラはびっくらこいた。

「逆?」

つまり女性が性欲を解消するために別の男に抱かれる事。

「あかーーーん!」

いや、あかんやろっ!

目から鱗だった。そんな発想はなかった。女性も同じ思いなのだ。

だから、性欲が女性より強いという生物学的根拠があろうが人を悲しませることが自明な行為は「仕方ない」とは言えないのだ。

しかしながら男性には未だこのような発想がない。この発想自体、氷山の一角だがこれらの感覚が積み重なって男社会が出来上がっている。簡単に男女同権社会など実現は出来ないのだ。根は深いということ。

 

結論、浮気・不倫は仕方なくないのだ。

どうしてもしたい、もう浮気じゃなくて本気だ。というかたはケジメをつけてから肉体関係を結ぼう。